🇯🇲 JERK JOURNAL / WAH GWAAN JERK
02|オールスパイスって何?

「オールスパイス」って聞くと、
いろんなスパイスを混ぜたもの?
……と思いませんか?
実は違います。
オールスパイスは、ひとつの植物の実。
英語では Allspice。
ジャマイカを原産とするフトモモ科の植物で、その実を乾燥させたものがオールスパイスです。
面白いのは、その香り。
オールスパイスの実を嗅いでみると、
シナモンのような甘い香り。
クローブのようなスパイシーな香り。
ナツメグのような温かい香り。
いくつものスパイスを思わせる香りがあります。
だから、
「Allspice」
と呼ばれるようになったと言われています。
そして、このオールスパイス。
ジャマイカ料理ではかなり重要なスパイスです。
もちろん、JERK にも欠かせません。
JERKのシーズニングには、スコッチボネットやタイム、にんにく、玉ねぎなど、いろいろな香りの材料が入ります。
スコッチボネットの辛さや、タイムの香りだけでは JERK の香りにはなりません。
そこに、
オールスパイスの独特な香りが加わって、あの「JERKらしさ」が生まれます。
WAH GWAAN の JERK にも、もちろん使っています。
「辛いから JERK」ではなく、
香りも JERK の大事な要素。
そう考えると、オールスパイスの存在がちょっと見えてきます。
ちなみに、ジャマイカではオールスパイスを Pimento(ピメント) と呼ぶこともあります。
そして、この「ピメント」という名前も、JERK の歴史につながっていきます。
……この辺も面白いんですが、それはまた別の話で😂
まず今回は、
「オールスパイスは、いろんなスパイスを混ぜたものじゃない」
これだけ覚えておいてください👌🏾
🇯🇲
次回
03|スコッチボネットって何?🌶️
「ジャーク=辛い」のイメージを作っている、あの唐辛子の話。
