WAH GWAAN で使ってるスパイス、ハーブのご紹介♪

オールスパイス

別名 : ピメント、ジャマイカペッパー

オールスパイス (allspice, Pimenta dioica) は、フトモモ科の植物で、果実または葉が香辛料として用いられます。
名前の由来は、シナモン・クローブ・ナツメグの 3 つの香りを併せ持つといわれることから。
別名を ジャマイカペッパー といい、コロンブスによってジャマイカからヨーロッパに持ち帰られました。
東洋では 百味胡椒、三香子 とも呼ばれます。

オールスパイスは現在でも中南米が産地であり、果実を未熟なうちに収穫し乾燥させて作られます。
普通はパウダーで使われることが多いですが、ピクルス液などではホールでも使われます。
一般には食卓用というより調理中に使われる事が多いです。
クローブやシナモンと同じくオイゲノールが主成分のため、似た傾向のスパイシーな味と香りがあります。
トマトとの相性がよく、ハンバーグやソーセージなどの肉料理、ピクルスやソースに用いられます。
甘い料理やデザート、果実にも向いています。
また、上記のシナモン・クローブ・ナツメグと併用すると香りが調和しマイルドになります。

オールスパイスは、生か加熱調理後かにかかわらず、 α-アミラーゼ および α-グルコシダーゼ に顕著な阻害作用を示し、糖尿病予防に利用できる可能性が示唆されています。